世界はかつて、水の部族・土の王国・火の国・気の民という4つの国のバランスによって平和が保たれていた。
その均衡を守る唯一の存在──それが、すべての元素〈水・土・火・気〉を操る「アバター」。
しかし、突如としてアバターが姿を消したことで、火の国が戦争を始め世界は混乱に陥っていた。

それから100年後のある日、水の部族の少女「カタラ」とその兄「サカ」は、氷山の中で眠る少年を目覚めさせる。
彼こそが伝説のアバター「アン」だったのだ。

アン
100年前にアバターとして選ばれた少年で、この物語の主人公。
しかし、アバターであることの重責に耐え切れずに逃げ出してしまい、氷山の中で眠っていた。

本来は強い正義感を持つ少年であり、目覚めた後は仲間と共に火の国に立ち向かう。

気の技を中心に戦うが、旅を通じて水・土・火の技も習得する。

カタラ
水の部族の少女で、情熱的で思いやりのある仲間達のまとめ役。

母を火の国との戦争で失い、戦いへの怒りを胸に秘めている。

戦いでは水の技を使いこなす天才で、旅の中ではアンの良き理解者となる心強いパートナー。

サカ
水の部族の青年で、カタラの兄。
皮肉屋なお調子者だが、頭の回転が速く戦略家として仲間をサポートする。

父への憧れと、部族を守る責任感と誇りは人一倍。

元素を操る力は無いが、笑いと知恵で旅を盛り上げるムードメーカー。

トフ・ベイフォン
土の王国の貴族の娘。
生まれつき盲目だが、地面に伝わる振動を感知して周りを「視る」ことができる。

過保護な両親に囲まれた窮屈な生活に反発し、自由を求めて家を飛び出した。

土の技の優れた使い手であり、アンに土の技を授けるため旅に同行する。

ズーコ
火の国の王子だが、父である火の国の王オザイに逆らい、顔を焼かれ国を追放されてしまう。
アバターを捕らえ名誉を取り戻す使命を背負い旅をするが、次第に自分の運命を見つめ直し、遂にはアンの仲間となる。

火の技の使い手で、アンに火の技を教え、仲間として背中を預けて共に戦うことになる。

■気の技
「気の技」はパーマネントを一時的に追放できる能力です。
追放されたパーマネントは、そのオーナーが本来のマナコストの代わりに2マナを支払って唱えられます。

相手の脅威を一時的に退けることや、自分のパーマネントの「戦場に出たときの能力」をもう一度使うことができます。

■水の技
「水の技」はコストの一種で、主に起動型能力や追加コストで要求されます。

「水の技5を行う」とあった場合、5マナを支払う必要がありますが、マナ以外にアーティファクトやクリーチャーをタップすることでも支払うことができます。

■土の技
「土の技」は土地をクリーチャーにする能力です。
「土の技2」の場合、あなたがコントロールしている土地1つを速攻を持つ0/0のクリーチャーにし、それに+1/+1カウンターを2個置きます。

この能力でクリーチャーになった土地は、死亡するか追放されても、ふたたび土地としてタップ状態で戦場に戻ってきます。

■火の技
「火の技」はこの能力を持ったクリーチャーが攻撃したときに赤マナを生み出せる能力です。生み出したマナは戦闘終了時までなくなりません。

「火の技2」を持つクリーチャーの場合、それが攻撃したときに赤2マナを生成できます。