世界はかつて、水の部族・土の王国・火の国・気の民という4つの国のバランスによって平和が保たれていた。
その均衡を守る唯一の存在──それが、すべての元素〈水・土・火・気〉を操る「アバター」。
しかし、突如としてアバターが姿を消したことで、火の国が戦争を始め世界は混乱に陥っていた。
それから100年後のある日、水の部族の少女「カタラ」とその兄「サカ」は、氷山の中で眠る少年を目覚めさせる。
彼こそが伝説のアバター「アン」だったのだ。