THE LAST SUN 2023:メタゲームブレイクダウン(レガシー)

晴れる屋メディアチーム

(※追記12/19:2日目の進出率を追加しました)

レガシー2023

昨今のカードパワーには目を見張るものがあり、今年もたくさんの強力なカードが登場した。カードパワーがもともと高く、新カードの影響を大きく受けにくいレガシーとはいえ、1年もあれば環境は激変してしまう。

豆の木をのぼれ探索するドルイドオークの弓使い一つの指輪

今年は特に『エルドレインの森』『指輪物語:中つ国の伝承』の影響が大きかったといえるだろう。なかでも《オークの弓使い》は、レガシーの看板スペルである《渦まく知識》《思案》といったドローを咎め、さらには《秘密を掘り下げる者》までも射止める働きをみせた。これにより、レガシーの戦力図は大きく動くこととなる。

さて、『THE LAST SUN 2023』ではどうなっているだろうか。この記事では、参加者252名が使用したデッキのメタゲームブレイクダウンをお届けする。

メタゲームブレイクダウン

1日目

デッキ 使用者数 使用率
多色豆の木コントロール 35 13.89%
ティムールテンポ 17 6.75%
ボロスイニシアチブ 17 6.75%
スニークショー 14 5.56%
赤単プリズン 11 4.37%
ラクドスリアニメイト 11 4.37%
カスケードクラッシュ 10 3.97%
多色コントロール(豆の木なし) 8 3.17%
ANT 7 2.78%
8 Cast 7 2.78%
土地単 7 2.78%
黒単 7 2.78%
グリクシスデルバー 6 2.38%
スゥルタイ豆の木 6 2.38%
ディミーアリアニメイト 6 2.38%
ゴブリン 6 2.38%
Doomsday 6 2.38%
デス&タックス 5 1.98%
バーン 4 1.59%
アルーレン 4 1.59%
ディミーアマークタイド 4 1.59%
セファリッドブレックファースト 4 1.59%
死の影 3 1.19%
職工エルフ 3 1.19%
クリエイティブカスケード 3 1.19%
感染 2 0.79%
エルフ 2 0.79%
緑ポスト 2 0.79%
The Spy 2 0.79%
ペインター 2 0.79%
マーベリック 2 0.79%
パラダイムシフト 2 0.79%
4色マークタイド 2 0.79%
黒単リアニメイト 2 0.79%
サルベイジャーコンボ 2 0.79%
ヘックスメイジ・デプス 2 0.79%
その他 19 7.54%
合計 252 100%

2日目

アーキタイプ 1日目 2日目 2日目進出率
多色豆の木コントロール 35 12 34.29%
ボロスイニシアチブ 17 7 41.18%
ティムールテンポ 17 6 35.29%
スニークショー 14 3 21.43%
ラクドスリアニメイト 11 6 54.55%
赤単プリズン 11 4 36.36%
カスケードクラッシュ 10 4 40%
多色コントロール(豆の木なし) 8 2 25%
ANT 7 3 42.86%
8 Cast 7 3 42.86%
黒単 7 1 14.29%
土地単 7 1 14.29%
ゴブリン 6 4 66.67%
スゥルタイ豆の木 6 3 50%
グリクシスデルバー 6 2 33.33%
Doomsday 6 2 33.33%
ディミーアリアニメイト 6 2 33.33%
デス&タックス 5 3 60%
ディミーアマークタイド 4 3 75%
アルーレン 4 2 50%
セファリッドブレックファースト 4 2 50%
クリエイティブカスケード 3 2 66.67%
職工エルフ 3 1 33.33%
死の影 3 1 33.33%
黒単リアニメイト 2 2 100%
サルベイジャーコンボ 2 2 100%
The Spy 2 1 50%
マーベリック 2 1 50%
パラダイムシフト 2 1 50%
グルールイニシアチブ 1 1 100%
青単デルバー 1 1 100%
ジェスカイ石鍛冶 1 1 100%
オムニテル 1 1 100%
食物連鎖 1 1 100%

初日の使用率1位に輝いたのは「多色豆の木コントロール」で、全体で見てもダントツで使用者が多かった。それ以外の上位デッキはそこまで差はなく、フェアからコンボまで出揃うメタゲームとなった。

それでは、使用者数が多かったものから順にデッキを見ていこう。

多色豆の木コントロール 35名(13.89%)

意志の力豆の木をのぼれ力線の束縛

発売当初からぐんぐんと芽を伸ばし、圧倒的速度でレガシーを覆いつくしたのは、スタンダードセットのアンコモンだった。《豆の木をのぼれ》はそのカードコストの軽さに加え、《意志の力》《力線の束縛》とバツグンの相性を見せ、レガシーを代表するアドバンテージカードのひとつにまで成長したのだ。

オークの弓使い

バントがベースのコントロールでありながら、マナベースを犠牲に《オークの弓使い》も贅沢に採用されている。オークの強さはすでにご存じのとおりで、ドローの牽制から除去・フィニッシャーまでなんでもこなす万能っぷり。もともとコントロールに対して強いカードだが、その強さ故にコントロールにも採用されるようになってしまった。

世界各地で開催された『Eternal Weekend』でも豆の木コントロールが優勝し、今後も猛威を振るうのは間違いないだろう。

ティムールテンポ 17名(6.75%)

《表現の反復》が禁止になってから、イゼット系統のデッキはかつてのように環境上位に現れることはなくなった。

探索するドルイド

しかしそんな窮地を救ったのは、これまたスタンダードセット『エルドレインの森』で登場した《探索するドルイド》だ。出来事でリソースを稼ぐのが主な役割だが、本体の性能も侮ってはならない。軽いスペルで構成されたこのデッキならば、瞬く間にフィニッシャー級のサイズへと変貌し、ゲームを決めてくれる。

今大会では《秘密を掘り下げる者》を採用したのが10名、デルバーを採用せず《タルモゴイフ》《濁浪の執政》をメインのクロックとして使用したものが7名だった。

ボロスイニシアチブ 17名(6.75%)

ティムールテンポと同数の使用者だったのがボロスイニシアチブだ。《白羽山の冒険者》が使えたころは白単イニシアチブが環境を支配していたが、禁止後はボロスやグルールといった形になって存在するようになった。

進め、エオルの家の子よ!

ここ最近の変化としては、《進め、エオルの家の子よ!》を獲得したのが大きい。2マナランドやマナ加速から繰り出されるこのカードのインパクトは凄まじく、一気に盤面の構築をしつつライフを詰めることができる。また「統治者」ボーナスにより、攻め手を途切れさせることなくプレッシャーをかけていけるのだ。そのフィニッシャー性能の高さから、豆の木コントロールにも採用されている。

上位デッキのなかでもかなり能動的なデッキであり、ほかのデッキに対して明日どんな活躍をみせてくれるか楽しみだ。


さまざまなデッキが存在するレガシーだが、上位3つはフェアデッキという結果になった。明日の決勝ラウンドで勝ち上がるデッキにも、注目していただければ幸いである。

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