環境名人戦とは? | 晴れる屋
環境名人戦

『強豪』のその先へ

マジックプレイヤーなら、誰もが憧れる『プロツアー』。
強豪のみが参加できるこの大会は、スタンダードとブースタードラフトの混合で行われます。

それぞれの環境を最後まで存分に楽しんでいただくため、
そして『プロツアー』を疑似体験してもらうために始まった、
1年に4回、各環境を締めくくる賞金制大会。
それが『環境名人戦』です!

開催に寄せて

  • 原根健太。アモンケット環境名人。精密な分析に裏打ちされた実力を持ち、プロシーンで注目を集める新鋭。初の開催となった「アモンケット環境名人」で見事優勝を収めた。

    アモンケット環境名人。精密な分析に裏打ちされた実力を持ち、プロシーンで注目を集める新鋭。初の開催となった「アモンケット環境名人」で見事優勝を収めた。

    我々プレイヤーにとって大会というものはあり得とでも言うか、週末をエンジョイするすべや目標となるものはあればあるだけ有難い存在です。
    いくらかのカードゲームを渡り歩いてきた僕がマジックにやってきた時、初めにそのイベントの豊富さには驚かされたものです。 中にはショップ主導のイベントも多数存在し、晴れる屋からはThe Last Sunが、神決定戦が、そしてこの環境名人戦があります。

    環境名人戦はプロツアーよろしくブースタードラフトとスタンダードの複合フォーマットにて執り行われますが、一般シーンでこの形式を楽しむ機会は非常に貴重です。
    本大会には僕も参加予定です。"マジック総合力"の腕試しの場として、一緒に大会をエンジョイしましょう!

    ※ このコメントは第二回に合わせてご寄稿頂いたものです。

  • 和田寛也。第5,6,7,8期『スタンダード神』。就任以来、3期連続で防衛を続ける。過去にはグランプリやプロツアーなどのプレミアイベントでも活躍を見せていた強豪。

    第5,6,7,8期『スタンダード神』。就任以来、3期連続で防衛を続ける。過去にはグランプリやプロツアーなどのプレミアイベントでも活躍を見せていた強豪。

    子供の頃は、地元のサッカーのクラブも、習い事のピアノも、部活のバスケも、長くは続かなかった。そんな俺にも、10年続く趣味ができた。負けることが嫌で闘うことから逃げ続けてきた俺だが、今こうして真剣勝負の舞台に足を運んでいる。この場所なら、戦える。このゲームの中でなら、俺は「何者か」になれる。そう思わせてくれるのが、マジックなのだ。(引用:だらだらMTG「PTQフィラデルフィア@横浜」)

    ・・・これはかつて、とあるマジックプレイヤーが自身のブログに書き記した言葉です。

    「何者か」になれる。

    そう、このゲームは、たとえ名も無きプレイヤーであっても、勝利という努力の賜物を通じ「何者か」になるチャンスを平等に与えてくれます。

    そして今、「名人」という、唯一無二の称号を勝ち獲るチャンスの舞台が、用意されようとしています。

    「環境末期」における「スタンダード&リミテッド」のやり込み、そして地力。この両方が試される真の強者を決めるに相応しいステージが、あなたを待っています。日ごろ培った技術と己のデッキを手に、是非このトーナメントに挑戦し、貴方が何者であるかを私たちに証明して欲しい。

    ※ このコメントは第一回に合わせてご寄稿頂いたものです。

  • 津村建志。6回ものプロツアーTOP8入賞数を誇る、マジック・プロツアー殿堂顕彰者。特にスタンダードフォーマットへの造詣が深く、多数の連載記事やコラムを執筆している。

    6回ものプロツアーTOP8入賞数を誇る、マジック・プロツアー殿堂顕彰者。特にスタンダードフォーマットへの造詣が深く、多数の連載記事やコラムを執筆している。

     日本選手権、さらにはThe Finalsの復活と、続々とうれしいニュースが発表された2017年。

     時を同じくして、晴れる屋でも新しい大型イベントである環境名人戦の開催が発表となりました。この大会では各エキスパンション毎に最強のプレイヤーを決めるという趣旨のもと、スタンダード6回戦+ドラフト3回戦、さらに決勝ラウンドを経て、参加者が「環境名人」の座を争うこととなります。

     俗にいう"ジグザグフォーマット"は、数ある大会の中でも最も腕が出やすいとされています。スタンダードが得意、リミテッドが得意というプレイヤーは多くとも、両フォーマットともに得意だと自負するプレイヤーは少ないのではないでしょうか。これはプロツアーや在りし日の世界選手権でも採用されていたフォーマットで、自身の総合力を試すにもってこいの大会となっています。

     賞金も優勝15万円と非常に豪華なものになっていますし、腕試しやいつも以上に緊張感のある大会を求めるみなさんにぜひともご参加いただきたい大会です。


    ※ このコメントは第一回に合わせてご寄稿頂いたものです。