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Hareruya Prosと一緒にドラフトしよう!~RIX編Part2~

2018/02/07 00:00 

    • Jeremy Dezani
    • Hareruya Pros Blog

Translated by Atsushi Ito

原文はこちら
(掲載日 2018/01/30)

今回も新セット『イクサランの相克』環境のドラフトをやっていきましょう。

ドラフトの最初の8手をシミュレートし、4名のHareruya Prosに何をピックするか答えてもらいます。

本日参加してくださるProsはこちらの方々です!

Draft with Pros#6

(彼らのプロフィールや詳細はこちら!)

彼らが同じ選択を行うのか、それとも違った選択なのか、ピックを見るのがとても楽しみですね。

初手

Zetalpa, Primal DawnRavenous ChupacabraSwift WardJNForerunner of the EmpireJungleborn Pioneer
Jadecraft ArtisanCanal MonitorBombardDusk ChargerSun Sentinel
River DarterSun-Crested PterodonEvolving WildsSanguine GlorifierMountain

ルイス・サルヴァット

Pick
Ravenous Chupacabra

《俊敏な番人》は有力なアーキタイプに向けて好スタートを切れる強力なピックだし、《砲撃》は極めて質の良い除去だが、俺が思うに《隠れ潜むチュパカブラ》は『イクサランの相克』のベストアンコモンなので、初手でピックするのに何ら不満のない一枚だ。

齋藤 友晴

Pick
Ravenous Chupacabra

これが僕のこの環境最初のドラフト(笑) プレイしやすいコストの除去で、カードアドバンテージとテンポアドバンテージ両方兼ね備えてるからこいつは文句なしの初手カードっぽい。まだ方向性に対する戦略もないに等しいのでシンプルに単体で一番強そうなこれをピックします!

マルク・トビアシュ

Pick
Ravenous Chupacabra

どうやら『イクサランの相克』のアンコモンの中でも随一の優秀な1枚を引き当てたようだ。《原初の夜明け、ゼタルパ》も着地さえすればゲームを決定づけるポテンシャルを有してはいるが、8マナという相応のリスクを孕んでいる。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Ravenous Chupacabra

間違いなく《隠れ潜むチュパカブラ》をピックします。少なくとも現時点では、『イクサランの相克』における神話アンコモンと呼べるだろうからです。《原初の夜明け、ゼタルパ》は8マナと単純に重すぎます。

各プレイヤーの選択

Ravenous ChupacabraRavenous ChupacabraRavenous ChupacabraRavenous Chupacabra

2手目

mtgSilvergill AdeptEnter the UnknownStrength of the PackGrasping Scoundrel
BombardRecoverCanal MonitorSoul of the RapidsMutiny
Sworn GuardianLegion ConquistadorGoblin TrailblazerAggressive UrgeMountain

ルイス・サルヴァット

Pick
Bombard

初手で《俊敏な番人》を流したこともあり、ここでマーフォークはピックしたくない。ピックすべき強力なカードがあるとしたら、《砲撃》がそれに当たるだろう。

齋藤 友晴

Pick
Bombard

たぶん赤のトップコモン。『イクサランの相克』は小さいクリーチャーが多いので相対的に中堅サイズのクリーチャーやオーラ強化の価値が高いと見ている。ということは……って感じ!環境のマナサポートもまあまあ良いし、おそらくタッチで使われることも珍しくないカードだと思う。

マルク・トビアシュ

Pick
Bombard

インスタントの非常に使い勝手のいい除去で、2手目として申し分ない。他の候補はどれもパッとしないしね。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Bombard

《砲撃》はこのパックで単純に一番強力ですし、シングルシンボルで最終的に赤いデッキにならなかったとしてもタッチも容易です。

各プレイヤーの選択

BombardBombardBombardBombard

3手目

mtgGolden DemiseDeadeye BrawlermtgMist-Cloaked Herald
Fanatical FirebrandMartyr of DuskGiltgrove StalkerDusk Legion ZealotTilonalli's Crown
RecoverShatterFathom Fleet BoarderJadecraft ArtisanForest

ルイス・サルヴァット

Pick
Deadeye Brawler

《黄金の死》がどれほどのものかはまだ計りかねているということもあり、4マナ2/4接死に「昇殿」による強化能力も持ち合わせている《巧射艦隊の喧嘩屋》を取りたい。

齋藤 友晴

Pick
Deadeye Brawler

序盤だしカードパワー優先でこれを取ります。出されたら結構面倒だと思うし、チビに強く、デカいのと相打つかなり優秀なブロッカー。消耗戦での生き残りやトップデッキも劇的。

マルク・トビアシュ

Pick
Deadeye Brawler

「昇殿」しなくても十分強力なカードだし、ひとたび「昇殿」したら対戦相手にとっての悪夢に早変わりさ。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Golden Demise

ほぼほぼアグロデッキにならなさそうなことを考えると、このカードは後々重要な一手となりそうです。『イクサランの相克』は優秀な1~2マナ域のクリーチャーがたくさん揃っていますしね。

各プレイヤーの選択

Deadeye BrawlerDeadeye BrawlerDeadeye BrawlerGolden Demise

4手目

mtgSlippery ScoundrelStrength of the PackmtgGruesome Fate
Secrets of the Golden CityVoracious VampireOrazca RelicSanguine GlorifierGoblin Trailblazer
Divine VerdictKnight of the StampedeRecovermtgIsland

ルイス・サルヴァット

Pick
Slippery Scoundrel

ただの2/2をピックするにしては早い手順だが、青黒でも宝物・トークンを出すカードを絡めれば十分「昇殿」を狙えるし、《幻影の戦士》がリミテッドにおいて常に頼もしい存在であることは言うまでもない。その他の選択肢としては良い2マナ域である《ゴブリンの先駆者》が挙げられるが、上家方面は青が空いていそうなのでね。

齋藤 友晴

Pick
Slippery Scoundrel

アンコモン使ってみるイズム。ここまでのピック的に中速から低速目指しそうだし丁度良さそうな数合わせブロッカー兼フィニッシャー。『イクサラン』で《吸血鬼の印》が取れたら嬉しいなー。

マルク・トビアシュ

Pick
Goblin Trailblazer

どの色も目立ったカードがなく弱いパックなので、赤黒海賊に進んだときのことを考えて強力な2マナ域を確保しておくとしよう。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Recover

ここでこのピックは若干手順が早いかもしれませんが、私は《死者再生》してカードも引けるという類のカードがとても大好きなのです。今自分のデッキがミッドレンジかコントロールになりそうということもあって、《貪食の吸血鬼》《ゴブリンの先駆者》にはそこまで食指が動きません。

各プレイヤーの選択

Slippery ScoundrelSlippery ScoundrelGoblin TrailblazerRecover

5手目

mtgWoodland StreamFlood of RecollectionDire Fleet NeckbreakerSworn Guardian
Cleansing RaySwaggering CorsairOvergrown ArmasaurSoul of the RapidsRaptor Companion
Dusk ChargermtgmtgmtgPlains

ルイス・サルヴァット

Pick
Dire Fleet Neckbreaker

早速《ゴブリンの先駆者》を流したのを後悔する羽目になったが、《凶兆艦隊の首折り》は6~7枚の2マナ域と5~6枚の3マナ域クリーチャーがいる赤黒海賊なら恐ろしく良い働きをするカードだ。

齋藤 友晴

Pick
Dusk Charger

高速で攻めるプランでなければ普通に優秀に見える。青黒「昇殿」ミッドレンジ~コントロールのようなデッキへの意識がどんどん高まる。パーマネント2個稼いでくれる《財力ある船乗り》が取りたいし、両パックに入っているから期待できる。

マルク・トビアシュ

Pick
Dire Fleet Neckbreaker

赤黒海賊にとって喉から手が出るほど欲しい1枚で、他に赤の強い海賊も同時に流れて来ているな。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Dire Fleet Neckbreaker

ついさっき「ミッドレンジかコントロールになりそう」と言ったばかりなのは重々承知ですが、それでもこのカードはパック内で明らかにベストカードです。別に赤黒をやりたいわけではないですが、こんな手順で赤黒マルチのカードを流してしまうと下家は「赤黒が空いている」と考えてしまうでしょう。

各プレイヤーの選択

Dire Fleet NeckbreakerDusk ChargerDire Fleet NeckbreakerDire Fleet Neckbreaker

6手目

mtgDaring BuccaneermtgmtgKnight of the Stampede
Colossal DreadmawGrasping ScoundrelNegateGruesome FateDusk Charger
Sworn GuardianOrazca RaptormtgmtgForest

ルイス・サルヴァット

Pick
Daring Buccaneer

4手目に流した《ゴブリンの先駆者》が恋しくてたまらなくなってきたな。

齋藤 友晴

Pick
Dusk Charger

再びこいつを取る。4枚目の4マナクリーチャーなのは気になるけど、絶対入りそうだしリターンが高い割に丸いカードだからOK!

マルク・トビアシュ

Pick
Daring Buccaneer

そこまで強力なカードというわけではないが、軽い海賊をたくさん確保しておいて損はないだろう。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Daring Buccaneer

おそらく赤黒海賊に向けて方向転換すべきとき、ということでしょうね。

各プレイヤーの選択

Daring BuccaneerDusk ChargerDaring BuccaneerDaring Buccaneer

7手目

mtgHighland LakemtgmtgOrazca Raptor
River DarterSnubhorn SentrySpire WinderOvergrown ArmasaurTilonalli's Crown
Dusk ChargermtgmtgmtgIsland

ルイス・サルヴァット

Pick
Orazca Raptor

そんなに使いたいカードというわけではないが、うっかりカードが足りなかったりしたときに穴埋めになるカードとなりうる。

齋藤 友晴

Pick
Spire Winder

3枚目の馬と比較したらさすがに飛行ベター (多分そもそもベター)。

マルク・トビアシュ

Pick
Highland Lake

特に欲しいクリーチャーやスペルはないし、青黒赤の海賊3色のうちメインカラーにならなかった色のカードを3色目としてタッチできるようにしておくことで選択肢が広がる。しかももうタッチで使いたいカードをピックしてしまっているわけだしな。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Highland Lake

赤と黒のカードは数枚ありますが、《高地の湖》をピックしておいた方が上振れが期待できると思います。タッチできるカードを引いたり、ここから黒を切って青赤に舵を切ることも考えられますからね。

各プレイヤーの選択

Orazca RaptorSpire WinderHighland LakeHighland Lake

8手目

mtgCacophodonmtgmtgSea Legs
Sworn GuardianKitesail CorsairJungleborn PioneerOrazca RaptorKnight of the Stampede
mtgmtgmtgmtgMountain

ルイス・サルヴァット

Pick
Kitesail Corsair

さあこれで青黒/赤黒/青赤のどの海賊にも進める準備が整った。

齋藤 友晴

Pick
Kitesail Corsair

めっちゃ嬉しい!攻め力高い割に守りでも及第点。序盤に相打ちして、あとからたくさん出てた《復活》で回収して攻める展開も強くイメージできる☆

マルク・トビアシュ

Pick
Kitesail Corsair

ここで《オラーズカの猛竜》はさすがに弱気すぎるかな。まだ状況次第で青赤タッチ黒や純正青赤にもなりうるし、実質2マナ2/1飛行というのは悪くないカードだ。

クリスティアン・カルカノ

Pick
Kitesail Corsair

地上もブロックできる《天空のアジサシ》ですよ!とても好きなカードなので8手目で拾えるのは僥倖です。どうやら青はかなり空いているようですね。

各プレイヤーの選択

Kitesail CorsairKitesail CorsairKitesail CorsairKitesail Corsair

それぞれのピックまとめ

ルイス・サルヴァット

Ravenous ChupacabraBombardDeadeye BrawlerSlippery Scoundrel
Dire Fleet NeckbreakerDaring BuccaneerOrazca RaptorKitesail Corsair

齋藤 友晴

Ravenous ChupacabraBombardDeadeye BrawlerSlippery Scoundrel
Dusk ChargerDusk ChargerSpire WinderKitesail Corsair

マルク・トビアシュ

Ravenous ChupacabraBombardDeadeye BrawlerGoblin Trailblazer
Dire Fleet NeckbreakerDaring BuccaneerHighland LakeKitesail Corsair

クリスティアン・カルカノ

Ravenous ChupacabraBombardGolden DemiseRecover
Dire Fleet NeckbreakerDaring BuccaneerHighland LakeKitesail Corsair

まとめ

初手と2手目は全員が同じピックでしたが、3手目以降はそれぞれ違う経過を辿りつつも、多くが青黒赤という3色のうちのいずれの2色の組み合わせの海賊デッキにも進める状態となっています。

こういうドラフトをする場合、2パック目の間にどの2色を最終的にメインカラーにするのかを決めるのが重要になってきます。そうしないと均等3色のままピックを終えることになってしまうでしょう。そうなれば本来プレイできたカードを流す羽目になるかもしれませんし、サイドボードも足りなくなったりするでしょう。また、マナカーブもガタガタになってしまうかもしれませんからね。

この記事を楽しみ、そして『イクサランの相克』リミテッドへの理解を深めていただけていれば幸いです。

また次の記事で会いましょう。

ジェレミー・デザーニ

この記事内で掲載されたカード

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