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高橋優太のプロツアー『イクサラン』レポート

2017/11/09 00:00 

    • 高橋 優太
    • Hareruya Pros Blog

これまでのあらすじ

昨シーズンのプロツアーでの敗退により、シルバーレベルプロに降格したタカハシ。しかし意気消沈するようなことは決してなく、心は燃えている

今シーズンからチーム「曲者」の一員として、チームメイトと共に練習に取り組むのであった。

作戦

チームメンバーとの話し合いを経て、プロツアー出発前にメモしていた内容がこちら。

スタンダードの前提

リミテッドの前提

11/3-11/5 プロツアー『イクサラン』

プロツアー『イクサラン』に参加。

1stドラフト


高橋 優太「赤緑」
プロツアー『イクサラン』・1stドラフト

9 《山》
8 《森》

-土地 (17)-

2 《深海艦隊の扇動者》
1 《イクサーリの卜占師》
1 《イクサーリの守り手》
1 《ティロナーリの騎士》
1 《巣荒らし》
1 《オテペクの猟匠》
1 《身勝手な粗暴者》
1 《稲妻砲手》
1 《アゾカンの射手》
1 《猛竜の群れ》
1 《葉を食む鞭尾》
2 《棘尾ケラトプス》
1 《風雲艦隊の紅蓮術士》
2 《巨大な戦慄大口》

-クリーチャー (17)-
1 《恐竜との融和》
1 《確実な一撃》
1 《反復連射》
1 《決別の砲撃》
1 《継ぎ当ての翼》
1 《海賊のカットラス》

-呪文 (6)-
2 《真っ二つ》
1 《創発的成長》
1 《絶滅の星》

-使用したサイドボード (4)-
hareruya

2ndドラフト

1パック目

1-1:《反復連射》。赤をやりたかったので最高のスタート。

1-2:《深海艦隊の扇動者》

1-3:《猛竜の群れ》

1-4:《深海艦隊の扇動者》で赤を固定。

1-9:《棘尾ケラトプス》

1-10:《巨大な戦慄大口》で赤緑恐竜を意識。

まずまずの赤緑恐竜。4マナ域がもう1枚と《襲撃》があれば良かったが、低マナを優先したため取れなかった。

ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 1白黒吸血鬼 〇〇
Round 2白赤恐竜 〇〇
Round 3青緑マーフォーク ×〇×

2-1

最終戦はイヴァン・フロック/Ivan Floch (上家) だったので、流した《川の叱責》への最高の対策になる《絶滅の星》をサイドイン。そうしたらIvanも私に《絶滅の星》を流したことを覚えていて、ちゃんとケアしながら全展開することなく動いてきた。

川の叱責絶滅の星

試合後もサイドインしたカードやお互いがカットしたカードについて語り、非常に楽しいゲームだった。

ここからスタンダードへ。

スタンダード・初日

デッキはスゥルタイ・エネルギー


高橋 優太「スゥルタイ・エネルギー」
プロツアー『イクサラン』

3 《森》
2 《沼》
1 《島》
2 《進化する未開地》
4 《花盛りの湿地》
4 《植物の聖域》
3 《水没した地下墓地》
4 《霊気拠点》

-土地 (23)-

3 《歩行バリスタ》
4 《光袖会の収集者》
4 《牙長獣の仔》
4 《巻きつき蛇》
4 《ならず者の精製屋》
2 《ピーマの改革派、リシュカー》
4 《人質取り》
4 《スカラベの神》

-クリーチャー (29)-
4 《霊気との調和》
4 《致命的な一押し》

-呪文 (8)-
4 《否認》
2 《貪る死肉あさり》
2 《ヤヘンニの巧技》
2 《真っ二つ》
2 《慮外な押収》
2 《秘宝探究者、ヴラスカ》
1 《多面相の侍臣》

-サイドボード (15)-
hareruya

スゥルタイ・エネルギー

長所

短所

赤単耐性は下がるものの、「ティムールをメタったティムール」・「ティムールをメタったデッキ (トークンや王神など) 」に対して強いため、「スゥルタイ・エネルギー」を使うことに決めた。

採用しなかったカード

逆毛ハイドラ

ただサイズが大きいだけなら《牙長獣の仔》で足りており、このマナ域は《人質取り》《歩行バリスタ》のような「攻撃する」以外の行動ができるクリーチャーが欲しかった

顕在的防御

強いカードではあるが状況を選び、このデッキはフルタップで行動することも多いため不採用。しかし「スゥルタイ・エネルギー」のコンセプトは「除去されなければ勝ち」のクリーチャーを連打することであり、これほどデッキに合ったカードもないため採用するべきだった。

ヴラスカの侮辱

入れたり抜けたりを繰り返していたが、重さが気になったのと、ティムールに対してそこまで強くない (ティムールのクリーチャーは除去耐性があり《栄光をもたらすもの》以外には効果的でない) 。サイド後には《慮外な押収》の方が《王神の贈り物》《領事の旗艦、スカイソブリン》も見れるぶん範囲が広い

ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 4ティムール 〇×〇
Round 5ラムナプ・レッド ×〇×
Round 6ラムナプ・レッド 〇××
Round 7エスパー・トークン 〇〇
Round 8ラムナプ・レッド 〇〇

5-3で2日目へ

途中までラムナプ・レッド相手にサイドインが2枚間違っており、それが敗着につながったことに気付くのが遅かった。

正しくいサイドボーディングは以下。

対 ラムナプ・レッド

Out

光袖会の収集者 光袖会の収集者 光袖会の収集者 光袖会の収集者
ピーマの改革派、リシュカー ピーマの改革派、リシュカー

In

ヤヘンニの巧技 ヤヘンニの巧技 貪る死肉あさり 貪る死肉あさり
慮外な押収 慮外な押収

2ndドラフト


高橋 優太「多色」
プロツアー『イクサラン』・2ndドラフト

6 《沼》
5 《島》
3 《山》
1 《森》
1 《水没した地下墓地》
1 《根縛りの岩山》

-土地 (17)-

2 《女王湾の兵士》
1 《帆凧の掠め盗り》
1 《自暴自棄の漂流者》
1 《指名手配の獄道者》
1 《暴れ回るフェロキドン》
1 《蠱惑的な船員》
1 《金色の歩哨》
1 《巧射艦隊の略取者》
1 《棘尾ケラトプス》
1 《不死の古き者》
1 《轟く声、ティシャーナ》

-クリーチャー (12)-
1 《選択》
1 《航路の作成》
2 《焦熱の連続砲撃》
1 《欲望の深み》
1 《無情な略奪》
2 《座礁》
1 《海賊の獲物》
1 《海賊のカットラス》
1 《征服者のガレオン船》

-呪文 (11)-
2 《見張りによる消散》
1 《卑怯な行為》
1 《溺死者の行進》
1 《巨大な戦慄大口》

-使用したサイドボード (5)-
hareruya

2ndドラフト

1パック目

1-1:《帆凧の掠め盗り》

1-2:《自暴自棄の漂流者》。パックがとても弱かったのでまずは2マナ域を優先。

1-3:《女王湾の兵士》。またしてもパックが弱かったのでまずは2マナ域を優先。

1-4:《巧射艦隊の略取者》。ここで青黒海賊を意識。

2パック目

2-1:《蠱惑的な船員》《稲妻の一撃》流し。

2-2:《指名手配の獄道者》

2-3:《轟く声、ティシャーナ》。多色海賊デッキを意識。

2-4:《水没した地下墓地》。またしてもパックが弱く、今後多色デッキになることも考えて土地をピック。

ど、どうしてこんなことに……( ^ω^)

構築の時間、デッキのあまりの酷さに頭を抱えてしまったほどで、ここ数年で一番の失敗ドラフトだ。

2色土地を早めに取ったおかげでギリギリ回るマナベースにはなったものの、クリーチャーの枚数が足りていない。《棘尾ケラトプス》をタッチで入れたのは初めてだ。1勝を目標にしていたところ……。

ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 9白黒吸血鬼 〇〇
Round 10青緑マーフォーク ××
Round 11白赤恐竜 〇〇

望外の2-1!!

《焦熱の連続砲撃》が2枚入っているので白系ビートダウンには強く、相性が良いデッキに2回当たれたことが幸運だった。また《指名手配の獄道者》《海賊のカットラス》など失敗デッキなりにも勝ちパターンはあり、レアも (プレイできれば) 強力なため、なんとか細い綱を渡り切ることができた。

焦熱の連続砲撃指名手配の獄道者海賊のカットラス

ここから再びスタンダードへ。

スタンダード・2日目

ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 12ティムール 〇××
Round 13ラムナプ・レッド ×〇〇
Round 14青黒コントロール ××
Round 15ラムナプ・レッド ×〇〇
Round 16スゥルタイ ××

スゥルタイ・エネルギーというデッキのテーマが「除去されなきゃ勝ちクリーチャーの維持」な以上《顕在的防御》は必須パーツであり、これを抜いてしまったことが敗因だろう。

顕在的防御

最終成績9-7、119位。プロポイント4点獲得。

今週末はグランプリ・上海2017に参加する予定。スゥルタイ・エネルギーをもう少し突き詰めていきたい。

ではまた

高橋 優太

この記事内で掲載されたカード

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