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USA Legacy Express vol.1 -SCGO Providence-

2012/05/21 00:00 

    • Kenta Hiroki
    • コラム

皆さん初めまして。

このたび「StarCityGames.com Open Series(SCGO)」レガシーの解説記事を書かせていただくことになりました広木 健太と申します。

アメリカのミシガン州に在住で、主に北米のグランプリやSCGOに参加しています。また「Magic Online」のDaily Eventにもkentaro_hokoriとしてよく参加しています。レガシーが好きで、このフォーマットの魅力は、カードのローテーションを気にすることなく歴代の強いカードやデッキが使えることだと思います。

SCGOについて、ご存知のかたも多いと思いますが簡単に説明します。ほぼ毎週アメリカの各地で行われる大会で、レガシー部門には数百人が参加します。参加者がとても多く、賞金もグランプリ並みなので、世界のレガシーシーンの最先端にあると言えます。

SCGOのイベントカバレージは英語版のみなので、日本の皆さんには馴染みが薄かったかもしれませんが、この記事によってSCGOの熱気を少しでも伝えられれば幸いです。また今後の記事では、僕が現地の大会に参加して取材できることを活かし、大会での面白い出来事や入賞者へのインタビューなども載せていきたいと思っています。

今回の記事では5月6日に行われた「StarCityGames.com Open Series Providence」レガシー部門のトップ8デッキを、カバレージを基に解説していきます。


「SCGO Providence」レガシートップ8デッキ解説

1位 Aggro Loam/アグロローム
2位 Pod Rock/エクスプローラーロック
3位 Combo Elves/エルフ
4位 Goblins/ゴブリン
5位 UR Delver/青赤デルバー
6位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
7位 Esper Blade/白青石鍛冶+黒
8位 Death and Taxes/デス&タックス




David Rice 「アグロローム」 SCGO Providence (1位)

2 《山》
1 《森》
3 《血染めのぬかるみ》
4 《樹木茂る山麓》
1 《Badlands》
2 《Taiga》
1 《Bayou》
4 《忘れられた洞窟》
3 《平穏な茂み》
4 《不毛の大地》
1 《ヴォルラスの要塞》

-土地(26)-

4 《闇の腹心》
3 《田舎の破壊者》
2 《タルモゴイフ》
2 《漁る軟泥》

-クリーチャー(11)-
1 《ヴェールのリリアナ》
4 《稲妻》
3 《信仰無き物あさり》
3 《突撃の地鳴り》
4 《壌土からの生命》
2 《大渦の脈動》
4 《モックス・ダイアモンド》
2 《仕組まれた爆薬》

-呪文(23)-
2 《暗黒破》
3 《思考囲い》
3 《赤霊破》
2 《古えの遺恨》
2 《炎渦竜巻》
1 《トーモッドの墓所》
2 《虚無の呪文爆弾》

-サイドボード(15)-
hareruya


200人を超える参加者の今大会を制したのは、《壌土からの生命》エンジンと《闇の腹心》でカードアドバンテージを稼ぎつつ、土地が大量に落ちたことによって巨大化した《田舎の破壊者》と緑の最良クリーチャーでビートダウンする、いわゆる「アグロローム」デッキでした。

トップ8の結果を見て分かるように、クリーチャーデッキと青いデッキが中心の環境です。このデッキは「マーベリック」や「白青石鍛冶」のようなクリーチャーを主体にしたデッキに強く、青いデッキに対してもカードアドバンテージで比較的有利です。David Riceさんはメタを見事に読み、優勝という快挙を成し遂げました。

クリーチャーデッキに対してはサイドから更に追加の除去が導入されるので、かなり有利にマッチを進められることでしょう。現に、スイスラウンドでのカメラマッチでは「マーベリック」相手に圧倒的なゲームを展開していました。




Paul Ewenstein 「エクスプローラーロック」 SCGO Providence (2位)

2 《平地》
2 《沼》
2 《森》
3 《吹きさらしの荒野》
1 《湿地の干潟》
3 《新緑の地下墓地》
2 《Savannah》
1 《Scrubland》
3 《Bayou》
1 《Karakas》
1 《ファイレクシアの塔》

-土地(21)-

1 《アカデミーの学長》
1 《目覚ましヒバリ》
1 《太陽のタイタン》
1 《骨砕き》
1 《墓所のタイタン》
1 《極楽鳥》
4 《老練の探険者》
1 《漁る軟泥》
2 《絡み根の霊》
1 《永遠の証人》
1 《枝細工下げの古老》
1 《最後のトロール、スラーン》
1 《酸のスライム》
2 《台所の嫌がらせ屋》

-クリーチャー(19)-
2 《剣を鍬に》
4 《陰謀団式療法》
1 《コジレックの審問》
2 《繰り返す悪夢》
2 《ヴェールのリリアナ》
3 《緑の太陽の頂点》
2 《破滅的な行為》
2 《師範の占い独楽》
2 《出産の殻》

-呪文(20)-
2 《エーテル宣誓会の法学者》
1 《ファイレクシアの変形者》
1 《漁る軟泥》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《剣を鍬に》
1 《悟りの教示者》
2 《根絶》
2 《窒息》
1 《太陽と月の輪》
1 《大渦の脈動》
1 《破滅的な行為》
1 不明

-サイドボード(15)-
hareruya


アメリカでは「Nic-Fit」という名で通っているデッキです。Paulさんのバージョンは《出産の殻》《繰り返す悪夢》を加えてツールボックス寄りになっていて、往年の《適者生存》デッキを彷彿させる内容です。このデッキもクリーチャーデッキには無類の強さを誇り、準決勝での「ゴブリン」とのマッチアップでは《墓所のタイタン》《破滅的な行為》で圧倒していました。

スタンダードと違い、レガシーでは軽い単体除去が中心なので《墓所のタイタン》などのクリーチャーは対処が難しく、場に出ればそれだけでゲームが終わってしまうことがよくあります。コンボに対して不安要素が残るものの、サイドから導入される《エーテル宣誓会の法学者》《ガドック・ティーグ》や各種手札破壊で、有利とまではいかないもののある程度相性は緩和されます。

余談ですが、《エーテル宣誓会の法学者》《ガドック・ティーグ》のような2マナ2/2でコンボに対する妨害能力を持つクリーチャーを、アメリカではよく「ヘイトベアー」と呼んでいます。最近では、2マナでパワー2の妨害能力のあるクリーチャー、《スレイベンの守護者、サリア》なども「ヘイトベアー」と表現されるようです。

出産の殻繰り返す悪夢





Grzegorz Sochacki 「エルフ」 SCGO Providence (3位)

5 《森》
4 《新緑の地下墓地》
3 《霧深い雨林》
1 《ガイアの揺籃の地》

-土地(13)-

4 《ラノワールのエルフ》
3 《Fyndhorn Elves》
4 《クウィリーオン・レインジャー》
2 《樺の知識のレインジャー》
4 《ワイアウッドの共生虫》
4 《遺産のドルイド》
4 《イラクサの歩哨》
1 《ジョラーガの戦呼び》
4 《エルフの幻想家》
3 《エルフの大ドルイド》
1 《威厳の魔力》

-クリーチャー(34)-
4 《召喚士の契約》
4 《垣間見る自然》
3 《生ける願い》
2 《緑の太陽の頂点》

-呪文(13)-
1 《ガイアの揺籃の地》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
1 《フェアリーの忌み者》
1 《ジョラーガの戦呼び》
2 《ヴィリジアンのシャーマン》
1 《威厳の魔力》
1 《難問の鎮め屋》
1 《ファイレクシアの破棄者》
2 《頑強な決意》
2 《クローサの掌握》
2 《墓掘りの檻》

-サイドボード(15)-
hareruya


今回のトップ8の中で唯一のコンボデッキ。しかし「ベルチャー」や「ANT」などの高速コンボと異なり、クリーチャーで勝ついわゆるアグロコンボです。

苦手な高速コンボが少なくなり、「マーベリック」などのクリーチャーデッキがトップメタの現在のレガシーでは、有効な選択のひとつだと思います。予選のスイスラウンドではトップでしたが、サイド後に除去を大量に入れてくる優勝者の「アグロローム」に惜しくも敗れてしまいました。

しかしクリーチャーデッキに対しては有利ですし、コンボでありながら似たような役割のカードが多く、《ワイアウッドの共生虫》が除去耐性を高め、特定のカードに依存していないので青いデッキに対しても比較的有利にゲームが展開できます。




Nicholas Patnode 「ゴブリン」 SCGO Providence (4位)

5 《山》
4 《乾燥台地》
4 《Badlands》
2 《魂の洞窟》
4 《不毛の大地》
3 《リシャーダの港》

-土地(22)-

4 《ゴブリンの従僕》
3 《ゴブリンの群衆追い》
3 《モグの戦争司令官》
4 《ゴブリンの女看守》
1 《ゴブリンの名手》
3 《宝石の手の焼却者》
4 《ゴブリンの戦長》
1 《ゴブリンの酋長》
4 《ゴブリンの首謀者》
1 《タクタクの潰し屋》
2 《包囲攻撃の司令官》

-クリーチャー(30)-
1 《タール火》
3 《巣穴の運命支配》
4 《霊気の薬瓶》

-呪文(8)-
1 《ゴブリンの名手》
1 《タクタクの潰し屋》
2 《紅蓮操作》
2 《陰謀団式療法》
2 《非業の死》
4 《虚空の力線》
3 《虚空の杯》

-サイドボード(15)-
hareruya


しばらくトップ8では見られなかった「ゴブリン」ですが、新たに《魂の洞窟》を手に入れて見事トップ8に残りました。

カウンターされない《ゴブリンの従僕》や中盤以降の《ゴブリンの首謀者》は青いデッキにとって脅威です。そして驚くのはサイドボード。主にコンボ対策に使われる《虚空の杯》ですが、《魂の洞窟》によって自身の被害を最小限に抑えられています。相手だけ《渦まく知識》《剣を鍬に》を封じられて、ゴブリン側は《ゴブリンの従僕》をカウンターも除去もされる心配なく、着地させることができます。

苦手なコンボが減ってきているのも「ゴブリン」にとって追い風です。もともと、コンボを使わずクリーチャーによる戦闘で勝負してくる「マーベリック」などのデッキに対しては、《ゴブリンの首謀者》によるカードアドバンテージや、《包囲攻撃の司令官》《ゴブリンの名手》の制圧力、《宝石の手の焼却者》などのサーチできる除去があるので有利ですし、青いデッキに対しても《魂の洞窟》の追加で強くなりました。《魂の洞窟》は部族デッキを中心にこれからもよく見かけることになりそうなカードです。

魂の洞窟ゴブリンの従僕虚空の杯





Dave Shiels 「青赤デルバー」 SCGO Providence (5位)

2 《島》
2 《山》
4 《溢れかえる岸辺》
1 《汚染された三角州》
4 《沸騰する小湖》
4 《霧深い雨林》
3 《Volcanic Island》

-土地(20)-

4 《秘密を掘り下げる者》
4 《瞬唱の魔道士》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《ゴブリンの先達》

-クリーチャー(14)-
4 《渦まく知識》
4 《思案》
4 《呪文貫き》
3 《目くらまし》
4 《稲妻》
3 《Chain Lightning》
3 《発展の代価》
1 《轟く怒り》

-呪文(26)-
2 《硫黄の精霊》
4 《水没》
2 《赤霊破》
1 《発展の代価》
2 《粉々》
1 《硫黄の渦》
3 《トーモッドの墓所》

-サイドボード(15)-
hareruya


轟く怒り
Dave ShielsさんはスタンダードのGPでの優勝経験もある強豪で、今年も「GP Baltimore」で準優勝しています。今回もプロツアーの調整で忙しい中のトップ8で、彼のスキルはスタンダードだけでなくレガシーにおいても高いレベルであることが証明されました。

青赤デルバー」はスタンダードでもお馴染みの《秘密を掘り下げる者》を軸にしたカウンターバーンデッキ。早い段階で展開されるクロックと打ち消しでコンボに対して有利です。「マーベリック」に対しても、メインはクリーチャーのサイズで遅れをとってしまうものの、サイドの《硫黄の精霊》《水没》で互角以上に戦えます。

また、クリーチャーサイズでは不利に見える「カナディアン・スレッショルド」に対しても《発展の代価》が良く効き、「青赤デルバー」側は2色であまり多くの土地を必要としない構成なので「カナディアン・スレッショルド」側の土地破壊戦略の効果が薄いので有利だと思います。

Dave Shielsさんが今回使用したリストには、レガシーの青いデッキには必ずと言ってよいほど入っている《Force of Will》が入っていません。もともとコンボデッキ以外にはカードアドバンテージを失うことが多い重い《対抗呪文》なので、これには賛成です。「奇跡」カードである《轟く怒り》が1枚入っていますが、本人いわく「あまり強くなかった」そうです。




Chris Pelletier 「カナディアン・スレッショルド」 SCGO Providence (6位)

3 《沸騰する小湖》
4 《霧深い雨林》
1 《Taiga》
3 《Volcanic Island》
4 《Tropical Island》
4 《不毛の大地》

-土地(19)-

4 《秘密を掘り下げる者》
4 《敏捷なマングース》
4 《タルモゴイフ》

-クリーチャー(12)-
4 《渦まく知識》
2 《思考掃き》
4 《思案》
3 《呪文嵌め》
3 《呪文貫き》
3 《目くらまし》
3 《Force of Will》
4 《稲妻》
3 《二股の稲妻》

-呪文(29)-
3 《硫黄の精霊》
2 《青霊破》
4 《水没》
2 《赤霊破》
1 《古えの遺恨》
2 《外科的摘出》
1 《四肢切断》

-サイドボード(15)-
hareruya


現在のレガシーのトップメタデッキの一角で、大きな大会ではほぼ毎回トップ8に残っていることがこのデッキの強さを表しています。

Chrisさんのリストの特徴は、このデッキには必須だと思われている《もみ消し》《瞬唱の魔道士》が採用されていないことです。《もみ消し》は、強さが状況に左右されることも多く、忍耐強い相手には効果が薄く、決してトップデッキして嬉しいカードでもないので好き嫌いが分かれるカードだと思います。

ただ「カナディアン・スレッショルド」は土地破壊戦略もデッキを選ぶ理由のひとつなので、アメリカでは《もみ消し》肯定派と否定派で分かれているみたいです。白いクリーチャー対策の《硫黄の精霊》はもうお馴染みです。




Kevin Jones 「白青石鍛冶+黒」 SCGO Providence (7位)

1 《平地》
2 《島》
1 《沼》
3 《溢れかえる岸辺》
4 《汚染された三角州》
1 《乾燥台地》
1 《霧深い雨林》
3 《Tundra》
3 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
1 《氷河の城砦》
1 《不毛の大地》
1 《アカデミーの廃墟》

-土地(23)-

4 《石鍛冶の神秘家》
3 《瞬唱の魔道士》
1 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(8)-
4 《剣を鍬に》
4 《未練ある魂》
1 《遍歴の騎士、エルズペス》
4 《渦まく知識》
1 《思案》
1 《定業》
1 《マナ漏出》
1 《対抗呪文》
3 《Force of Will》
2 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《思考囲い》
1 《コジレックの審問》
1 《盲信的迫害》
1 《仕組まれた爆薬》
1 《梅澤の十手》
1 《殴打頭蓋》

-呪文(29)-
1 《流刑への道》
1 《解呪》
1 《機を見た援軍》
1 《青霊破》
1 《呪文貫き》
1 《Force of Will》
1 《外科的摘出》
2 《非業の死》
2 《虐殺》
1 《名誉回復》
2 《虚無の呪文爆弾》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


GP Indianapolis」を制した「白青石鍛冶+黒」が、対策されながらも見事トップ8に残りました。

Kevinさんのリストは同系対策の《盲信的迫害》がメインに採用されています。緑デッキから必ずと言ってよいほどサイドされる《窒息》の被害を少しでも緩和するための《氷河の城砦》、「マーベリック」対策の《虐殺》や、赤いデッキに有効な《機を見た援軍》が追加されているなど細かい調整が見られる良リストです。

しかし最近は《硫黄の精霊》などに代表される露骨な対策カードが増えてきて、《未練ある魂》の強さを思うように発揮できないこともあります。こうなると3色であるがゆえのマナベースの脆さのほうが気になってくるので、今一度2色に戻してみるのも考慮に値するのではないでしょうか。




Garret Roosa 「デス&タックス」 SCGO Providence (8位)

11 《冠雪の平地》
4 《不毛の大地》
4 《リシャーダの港》
4 《Karakas》

-土地(23)-

4 《ルーンの母》
3 《ヨツンの兵卒》
4 《石鍛冶の神秘家》
3 《スレイベンの守護者、サリア》
3 《セラの報復者》
3 《コロンドールのマンガラ》
4 《ちらつき鬼火》
2 《ファイレクシアの破棄者》

-クリーチャー(26)-
4 《剣を鍬に》
4 《霊気の薬瓶》
1 《梅澤の十手》
1 《火と氷の剣》
1 《光と影の剣》

-呪文(11)-
2 《エーテル宣誓会の法学者》
1 《エイヴンの思考検閲者》
2 《ファイレクシアの破棄者》
4 《悟りの教示者》
1 《赤の防御円》
1 《清浄の名誉》
1 《亡霊の牢獄》
1 《四肢切断》
1 《太陽と月の輪》
1 《トーモッドの墓所》

-サイドボード(15)-
hareruya


レガシー版の白ウィニーです。基本的にビートダウンですが《Karakas》《コロンドールのマンガラ》のコンボなど、トリッキーなコントロール要素も含めたデッキです。

サイドには《悟りの教示者》を使ったシルバーバレット戦略がとられていて、《硫黄の精霊》に対抗するための《清浄の名誉》からもしっかり調整されていることがうかがえます。トップ8で不運にも「エルフ」とマッチアップされて惜しくも負けてしまいましたが、コンボ以外のデッキ、特にデッキの構成上「カナディアン・スレッショルド」などには有利なので、今後もよく見かけることになりそうです。



ボーナスデッキリスト


Norman Croan 「スニーク・ショー」 SCGO Providence (20位)

3 《島》
1 《山》
1 《汚染された三角州》
4 《沸騰する小湖》
3 《霧深い雨林》
2 《Volcanic Island》
3 《古えの墳墓》
2 《裏切り者の都》

-土地(19)-

4 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
4 《グリセルブランド》

-クリーチャー(8)-
4 《渦まく知識》
4 《思案》
3 《直観》
3 《呪文貫き》
4 《Force of Will》
3 《誤った指図》
4 《実物提示教育》
4 《騙し討ち》
4 《水蓮の花びら》

-呪文(33)-
2 《ヴェンディリオン三人衆》
4 《神聖の力線》
2 《残響する真実》
1 《拭い捨て》
3 《外科的摘出》
3 《血染めの月》

-サイドボード(15)-
hareruya


《グリセルブランド》のコストを《実物提示教育》または《騙し討ち》で踏み倒す豪快なデッキ。当て逃げしたあと最低7枚のカードを引けるので、このデッキの弱点だった「《騙し討ち》から大型クリーチャーで1回アタックしたあとの息切れ」が緩和されています。



総括

グリセルブランド
「Avacyn Restored」がリリースされてすぐのこの大会。新デッキはあまり見られませんでしたが、《魂の洞窟》《グリセルブランド》といった新カードが早くも活躍していました。「Dark Ascension」の《スレイベンの守護者、サリア》《未練ある魂》のように、のちに大きな影響を与えるスリーパーが「Avacyn Restored」にも潜んでいる可能性があるので、今後の動向にも要注目です。

以上、「SCGO Providence」レガシーのトップ8デッキの解説でした。初の記事ということで至らない点がたくさんあったと思いますが、この記事を読んだことによって皆さんがレガシーをもっと楽しむことができれば幸いです。

6月にはオハイオ州のコロンバス、インディアナ州のインディアナポリス、ミシガン州のデトロイトで「SCG Open」があるので、僕も地元のデトロイトは勿論のこと、コロンバスもインディアナポリスも隣の州なので参加する予定です。特にインディアナポリスは「SCG Invitational」と同時開催でレベルの高い大会になりそうです。

機会がありましたら、次回はこれらのイベントについて、現地取材記事を含めて書かせていただきたいと思います。また皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは楽しいレガシーライフを。