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USA Legacy Express vol.17 -StarCity Invitational Los Angeles, SCGO Los Angeles-

2012/12/29 00:00 

    • Kenta Hiroki
    • コラム

皆さんこんにちは!

時間が経つのは早いもので、気が付けば今年も残り僅かです。皆さん今年はレガシーを思う存分楽しめたでしょうか?

さて、今回の記事では今年最後のStarCityGamesのイベントであった「StarCity Invitational Los Angeles」と、同時に行われた「StarCityGames.com Open Series(SCGO) Los Angeles」の上位入賞デッキの解説をしていきたいと思います。

今回の「StarCity Invitational」は金曜にスタンダード4回戦とレガシー4回戦、土曜にも同様の4回戦ずつ計8回戦を行い、トップ8が日曜のプレイオフに進出しました。このプレイオフはスタンダードで行われたため、トップ8に入賞したプレイヤーのデッキの他にも、予選ラウンドのレガシー部門で7勝1敗以上の優秀な成績を収めたデッキの解説もしていきたいと思います。


StarCity Invitational Los Angeles トップ8デッキアーキタイプ

2012年12月14日-16日
1位 BUG/青黒緑アグロ
2位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
3位 BUG/青黒緑アグロ
4位 UW Helm Peace/ヘルムピース
5位 4C Midrange/ローグ・コントロール
6位 Shardless BUG/青黒緑アグロ
7位 Elves/エルフ
8位 ANT/ANT


StarCity Invitational Los Angeles レガシー部門7-1以上

8-0 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
7-1 ANT/ANT
7-1 Jund/ジャンド
7-1 UG Enchantress/青緑エンチャントレス
7-1 High Tide/ハイタイド
7-1 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド


カバレージを見る限りでは先々週の「SCGO Baltimore」でも上位の半分を占める活躍をしていたBUG/黒青緑系のデッキが人気だったようです。優勝者のReid Dukeや、トップ8まで残ったトッププレイヤーのTodd Andersonもバリエーションの違いはありましたがBUG系のデッキを使っていました。

しかし、スイスラウンドで勝ち点21点以上(7-1以上)を稼いだアーキタイプは「ANT」や「High Tide」等コンボデッキが多数を占めています。コンボ躍進の理由として、今回の「Invitational」では多くのプレイヤーが消耗戦になり易いBUG系のデッキや「RUG Delver」とのマッチを想定していた為、メインからカードアドバンテージを失う《Force of Will》を減量または完全に切っていました。また、コンボデッキにとって相性の悪い「UW Miracle Control」が、《突然の衰微》を使ったBUG系のデッキに駆除されていたのが主な理由だと思います。

そしてレガシー部門で全勝(8-0)したアーキタイプは「RUG Delver」でした。《死儀礼のシャーマン》《突然の衰微》等、相手にするとキツイカードが環境に多数加わりましたが、そんな中でも全勝と相変わらず高いポテンシャルを感じさせるデッキです。



StarCity Invitational Los Angeles デッキ解説

「青黒緑アグロ」「ローグ・コントロール」「ANT」「ジャンド」


Todd Anderson 「青黒緑アグロ(Shardless BUG)」 StarCity Invitational Los Angeles (6位)

4 《Underground Sea》
1 《Bayou》
2 《Tropical Island》
4 《汚染された三角州》
3 《新緑の地下墓地》
4 《霧深い雨林》
2 《忍び寄るタール坑》
2 《不毛の大地》

-土地(22)-

4 《死儀礼のシャーマン》
4 《タルモゴイフ》
4 《断片無き工作員》

-クリーチャー(12)-
4 《渦まく知識》
4 《祖先の幻視》
1 《思案》
3 《Force of Will》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
3 《思考囲い》
2 《Hymn to Tourach》
1 《四肢切断》
4 《突然の衰微》
1 《梅澤の十手》

-呪文(26)-
2 《青霊破》
1 《Force of Will》
1 《コジレックの審問》
1 《Hymn to Tourach》
1 《四肢切断》
1 《恐ろしい死》
3 《仕組まれた疫病》
1 《クローサの掌握》
3 《虚無の呪文爆弾》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


StarCityのコラムニストでアメリカのプロプレイヤーのTodd Andersonがチョイスしたデッキは流行のBUG/黒青緑でした。このリストは、テンポを重視した「Team America」と異なり、アドバンテージを稼ぐ《断片無き工作員》が採用され中速デッキに仕上がっています。

《祖先の幻視》が捲れれば待機を待たずにドロー3できます。ランダム要素の強い続唱ですが、多くの場合《渦まく知識》等でセットアップする事が可能です。続唱によって容易にアドバンテージが取れる為、コントロールや中速デッキに対して有利なゲームを展開できます。

リストはGerry Thompson作ですが、「Shardless BUG」というアーキタイプ自体は以前StarCityのライターのBrian Demarsが記事にしていました。RTR以前の内容ですが見比べてみるのも面白いかもしれません。→記事(英語)

断片無き工作員祖先の幻視渦まく知識






Nicholas Spagnolo 「ローグ・コントロール(4C Midrange)」 StarCity Invitational Los Angeles (5位)

1 《Tundra》
1 《Underground Sea》
2 《Savannah》
1 《Scrubland》
2 《Bayou》
1 《Tropical Island》
3 《吹きさらしの荒野》
4 《新緑の地下墓地》
3 《霧深い雨林》
1 《ドライアドの東屋》
3 《不毛の大地》
1 《Karakas》

-土地(23)-

1 《森を護る者》
4 《貴族の教主》
4 《死儀礼のシャーマン》
1 《瞬唱の魔道士》
4 《聖遺の騎士》

-クリーチャー(14)-
2 《剣を鍬に》
4 《渦まく知識》
2 《思考囲い》
2 《コジレックの審問》
1 《壌土からの生命》
3 《緑の太陽の頂点》
4 《突然の衰微》
1 《遍歴の騎士、エルズペス》
4 《精神を刻む者、ジェイス》

-呪文(23)-
1 《悪斬の天使》
1 《瞬唱の魔道士》
2 《ヴェンディリオン三人衆》
2 《剣を鍬に》
1 《ハルマゲドン》
1 《被覆》
3 《呪文貫き》
1 《対抗呪文》
1 《思考囲い》
1 《森の知恵》
1 《原初の狩人、ガラク》

-サイドボード(15)-
hareruya


最近はStarCityGamesのバイヤーブースのスタッフとして働いている事の多いNicholas Spagnoloも、今回は「StarCity Invitational」にプレイヤーとして参加していました。Nicholasは今年の3月に行われた「StarCity Invitational Baltimore」でもトップ8に入賞している強豪プレイヤーです。

多色のコントロールデッキを好んで使うNicholasは今回非常に特徴のある4色コントロールデッキをチョイスしていました。「BUG/黒青緑プレインズウォーカーコントロール」をベースに、《剣を鍬に》《聖遺の騎士》《遍歴の騎士、エルズペス》の為に白を足しています。

サイドは《ハルマゲドン》や、レガシーでは珍しい《原初の狩人、ガラク》までも採用されているのが印象的です。また追加の手札破壊に《思考囲い》《ヴェンディリオン三人衆》、カウンターの《呪文貫き》《被覆》等コンボデッキやコントロールに対して有効なカードが多めに採用されています。

メインボードに4枚ずつ採用されている《貴族の教主》《死儀礼のシャーマン》が、色拘束が強く重い《遍歴の騎士、エルズペス》《精神を刻む者、ジェイス》《原初の狩人、ガラク》の共存を可能にしています。


貴族の教主遍歴の騎士、エルズペス原初の狩人、ガラク






Adam Prosak 「ANT」 StarCity Invitational Los Angeles (8位)

2 《島》
1 《沼》
2 《Underground Sea》
1 《Volcanic Island》
4 《汚染された三角州》
3 《沸騰する小湖》
2 《宝石鉱山》

-土地(15)-


-クリーチャー(0)-
4 《渦まく知識》
4 《思案》
4 《定業》
4 《ギタクシア派の調査》
4 《強迫》
2 《陰謀団式療法》
4 《暗黒の儀式》
4 《陰謀団の儀式》
4 《冥府の教示者》
1 《むかつき》
1 《苦悶の触手》
1 《炎の中の過去》
4 《ライオンの瞳のダイアモンド》
4 《水蓮の花びら》

-呪文(45)-
1 《Tropical Island》
1 《Karakas》
2 《蒸気の連鎖》
1 《陰謀団式療法》
1 《苦悶の触手》
2 《殺戮の契約》
3 《花の絨毯》
4 《突然の衰微》

-サイドボード(15)-
hareruya


昨年行われた「StarCity Invitational Charlotte」ファイナリストのAdam Prosakが今回使用したデッキは「ANT」でした。レガシー部門で7-1という素晴らしい成績でトップ8に入賞しています。
Adamが使用したリストは最近流行の《燃え立つ願い》《沈黙》を搭載した型とは異なり、青黒の2色が主で、《炎の中の過去》とサイドの《花の絨毯》《突然の衰微》の為に赤緑を足しています。

サイドにフル投入された《突然の衰微》は天敵の《相殺》対策で、絶望的な相性だったマッチアップもサイド後は互角以上のゲームになりそうです。また「RUG Delver」等青いテンポデッキに対してサイドインする《花の絨毯》も面白いアプローチです。


むかつき炎の中の過去花の絨毯






Brian Moss 「ジャンド」 StarCity Invitational Los Angeles (33位)

1 《沼》
1 《山》
1 《森》
2 《Badlands》
1 《Taiga》
3 《Bayou》
3 《血染めのぬかるみ》
3 《樹木茂る山麓》
4 《新緑の地下墓地》
1 《黄昏のぬかるみ》
1 《樹上の村》
1 《怒り狂う山峡》

-土地(22)-

4 《死儀礼のシャーマン》
4 《闇の腹心》
3 《タルモゴイフ》
2 《漁る軟泥》
1 《永遠の証人》
4 《血編み髪のエルフ》

-クリーチャー(18)-
4 《コジレックの審問》
4 《Hymn to Tourach》
3 《ヴェールのリリアナ》
4 《稲妻》
1 《森の知恵》
3 《突然の衰微》
1 《大渦の脈動》

-呪文(20)-
2 《外科的摘出》
1 《赤霊破》
3 《紅蓮破》
2 《古えの遺恨》
1 《紅蓮地獄》
1 《自然に帰れ》
1 《情け知らずのガラク》
2 《破滅的な行為》
1 《墓掘りの檻》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


Brian Mossはスタンダード部門での成績が振るわず惜しくもトップ8を逃しましたが、レガシー部門では、モダンで大活躍中の「Jund」のレガシー版を使って7-1という好成績を収めました。モダンと異なりレガシーにはリバイスドデュアルランドが存在するのでマナ基盤が強化されています。

流行の《死儀礼のシャーマン》《突然の衰微》もしっかり採用されています。《血編み髪のエルフ》はレガシーでは遅いカードでしたが、現在のレガシーのメタは高速コンボよりも「白青奇跡」や《死儀礼のシャーマン》を使ったコントロールや中速デッキが中心なので評価が変わってきています。

《ヴェールのリリアナ》を含めてメインに11枚の手札破壊を採用しており、《血編み髪のエルフ》《闇の腹心》等アドバンテージを取れる可能性のある脅威を多く採用している為、コントロールや中速デッキに対して有利に立ち回る事ができます。

死儀礼のシャーマン血編み髪のエルフヴェールのリリアナ





SCGO Los Angeles トップ8デッキアーキタイプ

2012年12月16日
1位 Team America/チームアメリカ
2位 BWR Zombies/ローグ・アグロ
3位 Esper Stoneblade/白青石鍛冶+黒
4位 Shardless BUG/青黒緑アグロ
5位 Dread Still/ドレッドスティル
6位 RUG Delver/カナディアン・スレッショルド
7位 Aggro Loam/アグロローム
8位 Lands/土地単


自由参加の「StarCity Open」のトップ8は、安定した成績を出している環境のビッグスリー「RUG Delver」「Esper Stoneblade」「BUG/黒青緑系」の他にも、「Lands」や「Dread Still」「BWR Zombies」等が入賞していました。そんな混沌とした中、環境の人気アーキタイプの一つである「Team America」の優勝で幕を閉じました。



SCGO Los Angeles デッキ解説

「チームアメリカ」「ローグ・アグロ」「白青石鍛冶+黒」「アグロローム」


Jack Fogle 「チームアメリカ」 SCGO Los Angeles (1位)

4 《Underground Sea》
2 《Bayou》
1 《Tropical Island》
2 《汚染された三角州》
4 《新緑の地下墓地》
3 《霧深い雨林》
4 《不毛の大地》

-土地(20)-

4 《秘密を掘り下げる者》
3 《死儀礼のシャーマン》
4 《タルモゴイフ》
3 《墓忍び》

-クリーチャー(14)-
4 《渦まく知識》
4 《思案》
4 《目くらまし》
4 《Force of Will》
4 《Hymn to Tourach》
1 《殺し》
1 《森の知恵》
4 《突然の衰微》

-呪文(26)-
1 《漁る軟泥》
2 《ヴェンディリオン三人衆》
2 《呪文貫き》
1 《精神を刻む者、ジェイス》
1 《外科的摘出》
1 《暗黒破》
1 《悪魔の布告》
1 《殺し》
3 《仕組まれた疫病》
1 《壌土からの生命》
1 《梅澤の十手》

-サイドボード(15)-
hareruya


優勝者のJack Fogleのリストは「SCGO Baltimore」で準優勝した「Team America」とほぼ同様のものでした。《死儀礼のシャーマン》《突然の衰微》がRTRで加わって以来、度々上位入賞はしていましたが「StarCity Open」での優勝は久々です。手札破壊とカウンターのコンビネーションと優秀なクロックで、デッキが回ればどんな相手にも勝つ事ができるのがこのデッキの強みです。

《墓忍び》《突然の衰微》が多い環境になってきている現在、除去され難い強力なフィニッシャーです。一見《死儀礼のシャーマン》が流行している現環境では探査を利用したキャストが困難な印象がありますが、軽いスペルを多く取っているこのデッキではそれほど大きな問題にはならないようです。

サイドの《仕組まれた疫病》はデッキの構成上苦手な部族デッキや《未練ある魂》に対して有効なカードです。
手札破壊、カウンター、墓地対策、カウンターされない除去と一通り揃っていますが弱点も存在します。このリストはメインボードでのプレインズウォーカーへの対処手段が乏しく、一度場に出てしまった《精神を刻む者、ジェイス》等に対して苦戦を強いられます。メインの除去枠に《大渦の脈動》等の採用を検討してみるのも良いかもしれません。

日本で行われた「エターナルパーティ2012」の優勝デッキも、メインのフェッチ土地の種類とサイドを除いてこのリストとほぼ同様だった事から、今後も環境のトップメタの一角として活躍が期待できます。

墓忍び突然の衰微仕組まれた疫病






Samuel Black 「ローグ・アグロ(BWR Zombies)」 SCGO Los Angeles (2位)

2 《沼》
3 《Badlands》
2 《Scrubland》
1 《Bayou》
3 《汚染された三角州》
3 《血染めのぬかるみ》
3 《湿地の干潟》
2 《新緑の地下墓地》
1 《知られざる楽園》

-土地(20)-

4 《屍肉喰らい》
4 《墓所這い》
4 《死儀礼のシャーマン》
4 《恐血鬼》
4 《潮の虚ろの漕ぎ手》

-クリーチャー(20)-
4 《未練ある魂》
4 《陰謀団式療法》
4 《思考囲い》
1 《悲劇的な過ち》
4 《信仰無き物あさり》
3 《ゴブリンの砲撃》

-呪文(20)-
3 《闇の腹心》
2 《解呪》
1 《忘却の輪》
1 《外科的摘出》
1 《暗黒破》
2 《喉首狙い》
1 《非業の死》
1 《虚空の力線》
1 《盲信的迫害》
1 《真髄の針》
1 《弱者の石》

-サイドボード(15)-
hareruya


アメリカのトッププレイヤーSamuel Blackのオリジナルデッキ「BWR Zombies」。「StarCity Invitational Indianapolis」以来使い続けており、RTRからは新戦力として《死儀礼のシャーマン》をフル投入しています。《死儀礼のシャーマン》はこのデッキに安定したマナ基盤を提供します。以前のバージョンと比べると、単体でカードパワーの低い《血の芸術家》《苦花》等が今回不採用となっています。

このデッキは消耗戦に強いデッキで、手札破壊と合わせて再利用可能な《墓所這い》《恐血鬼》等でアドバンテージを取りながらビートダウンしていく戦略です。《ゴブリンの砲撃》によって最後の数点を削るのも容易です。

《信仰無き物あさり》《恐血鬼》を墓地に送りつつデッキを掘り進む事ができ、このデッキにとってのエンジン的な存在です。サイドボードは《信仰無き物あさり》で引いてくることが前提に構築されているのか1枚刺しが多くなっています。

墓所這いゴブリンの砲撃信仰無き物あさり






Joe Knizacky 「白青石鍛冶+黒」 SCGO Los Angeles (3位)

1 《平地》
2 《島》
1 《沼》
3 《Tundra》
3 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《汚染された三角州》
2 《湿地の干潟》
1 《氷河の城砦》
1 《Karakas》

-土地(22)-

4 《石鍛冶の神秘家》
3 《瞬唱の魔道士》
1 《ヴェンディリオン三人衆》

-クリーチャー(8)-
4 《剣を鍬に》
3 《未練ある魂》
4 《渦まく知識》
1 《思案》
1 《直観》
1 《呪文貫き》
1 《対抗呪文》
3 《Force of Will》
3 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《思考囲い》
2 《コジレックの審問》
1 《至高の評決》
1 《名誉回復》
1 《仕組まれた爆薬》
1 《殴打頭蓋》
1 《梅澤の十手》

-呪文(30)-
3 《聖トラフトの霊》
1 《解呪》
1 《青霊破》
1 《呪文貫き》
1 《Force of Will》
3 《外科的摘出》
1 《陰謀団式療法》
1 《コジレックの審問》
1 《暗黒破》
1 《非業の死》
1 《饗宴と飢餓の剣》

-サイドボード(15)-
hareruya


毎回安定した成績を残している「Esper Stoneblade」。Joe Knizackyのリストは《直観》《未練ある魂》を採用しています。《未練ある魂》は、メインでは単体除去が中心のBUG/黒青緑系に対して数で勝る事ができます。フラッシュバックがあるのでリカバリーも容易です。複数の飛行クリーチャーを出せるのでプレインズウォーカーに対しても有効です。
サイド後は《聖トラフトの霊》を加えてクロックパーミッションのように振る舞う事も可能です。

直観未練ある魂聖トラフトの霊






Tony DeVeyra 「アグロローム」 SCGO Los Angeles (7位)

1 《沼》
1 《森》
2 《Badlands》
3 《Taiga》
1 《Bayou》
1 《血染めのぬかるみ》
2 《樹木茂る山麓》
4 《新緑の地下墓地》
1 《やせた原野》
4 《忘れられた洞窟》
1 《平穏な茂み》
4 《不毛の大地》
1 《ヴォルラスの要塞》

-土地(26)-

2 《渋面の溶岩使い》
4 《死儀礼のシャーマン》
4 《闇の腹心》
2 《タルモゴイフ》
4 《田舎の破壊者》

-クリーチャー(16)-
2 《突撃の地鳴り》
4 《壌土からの生命》
1 《森の知恵》
4 《突然の衰微》
2 《大渦の脈動》
3 《モックス・ダイアモンド》
2 《仕組まれた爆薬》

-呪文(18)-
2 《フェアリーの忌み者》
2 《漁る軟泥》
4 《ファイレクシアの破棄者》
2 《窒息》
1 《トーモッドの墓所》
4 《虚空の杯》

-サイドボード(15)-
hareruya


《突撃の地鳴り》《壌土からの生命》エンジンを搭載した中速デッキ。このデッキも《死儀礼のシャーマン》を4枚採用しています。メインに3枚採用されている《モックス・ダイアモンド》と合わせれば容易に《突撃の地鳴り》をキャストできます。

メインから採用されている墓地対策カードである《死儀礼のシャーマン》が流行する環境では《壌土からの生命》を使ったデッキは厳しそうですが、こうして上位入賞しているところを見るとまだまだ可能性が残されているようです。

エンジンに頼らずとも《田舎の破壊者》等でビートダウンして勝利する事も可能です。しかし墓地にある土地に完全に依存した《土を食うもの》は流石にカットされています。

突撃の地鳴り壌土からの生命田舎の破壊者





総括

SCGO Baltimore」でも大流行だったBUG/黒青緑系のデッキは「StarCity Invitational Los Angeles」と「SCGO Los Angeles」でもポピュラーなアーキタイプの一つでした。特に「SCGO」では久々の優勝を果たし、トップメタの一角としての地位を確立しつつあります。流行する事が予想されるので、今後レガシーの大会に参加する際は、特に「エターナルパーティ2012」でも優勝していた「Team America」との練習はしっかりしておいた方が良さそうです。

以上「SCG Invitational Los Angeles」と「SCGO Los Angeles」の解説でした。

来年2013年も、これまで通りほとんど毎週アメリカの何処かで「SCGO」があるようです。新年早々に開催される「SCGO Columbus」は筆者も参加予定です。良い結果が出るようにベストを尽くしていきたいと思います。

それでは次回の記事でまたお会いしましょう。皆さん良いお年を。楽しいレガシーを!