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Round 1: 遠藤 亮太(埼玉) vs. 宮本 寛弥(千葉)

2014/03/09 00:00 

By Atsushi Ito

 PWCC2014、ライブカバレージへようこそ!

 119名ものPWCフリークが新大久保に集まり、2013-2014シーズンのPWCの頂点に立つべく競い合う。

 PWCの常連だけでなく、PWCに所縁のある渡辺 雄也などの面々も参加しており、まさしく年に一度のお祭りといった様相である。

 そんな中、早速1回戦でフィーチャーマッチに現れたのは、お祭り男の遠藤。

 何といっても2012、2013と、直近のPWCCを2連覇しているのである。「プロツアーでは勝てない」という本人の嘆きを聞く限り、完全に勝ちどころを間違えている3連覇への期待がかかるところだ。

 しかし、対戦相手はGPトップ8経験もある松戸勢の宮本。お祭りとはいえ、招待制の大会だけあって対戦相手は強豪揃いだ。

 遠藤、3連覇に向けて白星スタートを切ることができるか。



Game 1

 先手の宮本が1マリガン。セットランドは《沼》、ということはトップメタの黒単である。

 一方の遠藤は《エルフの神秘家》スタート。これに対し宮本の2ターン目の《思考囲い》が、

《森の女人像》
《漁る軟泥》
《漁る軟泥》
《クルフィックスの狩猟者》
《血の墓所》
《血の墓所》

 というジャンドミッドレンジの手札を暴き出す。3連覇がかかるとさすがにデッキ選択はガチだ(なお余談だが渡辺 雄也と中村 肇はデッキ選択をじゃんけんで決めていた)。

 しかしここから《クルフィックスの狩猟者》を抜かれた後、《生命散らしのゾンビ》を2連打されると、うち1体はどうにか《戦慄掘り》するものの、既に遠藤の手札はゼロ。

 それでも《漁る軟泥》を育てつつ、トップした《荒野の収穫者》で何とか攻め手を継続させようとするが、4/4まで育てた《漁る軟泥》《変わり谷》ブロックからの《胆汁病》で失うと、宮本の《冒涜の悪魔》が戦場に蓋をしにかかる。



 だが遠藤もさるもの、ここでトップデッキしたのは値千金の《嵐の息吹のドラゴン》

 《エルフの神秘家》《冒涜の悪魔》を寝かせつつの《荒野の収穫者》との2体アタックで、宮本のライフを1まで追い詰める。

 窮地の宮本だったが、続くターンに《荒野の収穫者》《変わり谷》《生命散らしのゾンビ》で2体ブロックからの《英雄の破滅》でしのぐと、ここにきてついに遠藤の攻め手が尽きてしまう。

 何とか《冒涜の悪魔》に生け贄を捧げながら逆転の目を探る遠藤だったが。

 宮本の《アスフォデルの灰色商人》によりライフを安全圏まで回復されつつ、自身のライフも残り2にまでなってしまうと、もはや《ドムリ・ラーデ》が何をめくっても勝ち目はないのであった。

遠藤 0-1 宮本


 遠藤は以下のようにサイドボード。

In
2 《紅蓮の達人チャンドラ》
1 《究極の価格》

Out
2 《ミジウムの迫撃砲》
1 《森の女人像》


Game 2


 《漁る軟泥》スタートの遠藤に対し、宮本の《破滅の刃》が合わさる立ち上がり。さらに《ドムリ・ラーデ》に対しては《英雄の破滅》が即座に合わせられる。

 なおも遠藤は《世界を喰らう者、ポルクラノス》で攻勢に出ようとするのだが、宮本は落ち着いて《肉貪り》で対処。クロックを許さない。



 だが遠藤、これまでの展開は布石とばかりにキャストしたのは、サイドインした秘蔵の《紅蓮の達人チャンドラ》

 しかし。

 揺るがぬ宮本、これをも2枚目の《英雄の破滅》で完璧に対処する!

 ポーカーフェイスを保つ遠藤だが、「こいつ除去何枚持ってるんだ……?」と言わんばかりに、さすがに焦りの色が見え始める。

 そろそろ通ってくれと祈りを込めて《荒野の収穫者》を送り出すが、宮本はさらに《肉貪り》

 驚異の除去5連打により、遠藤のパーマネントは土地のほかには塵ひとつ残らない。

 さらに《群れネズミ》《戦慄掘り》で対処した返しで、宮本のアクションはダメ押しの《生命散らしのゾンビ》からの《思考囲い》

 はたして遠藤の最後の手札は。

嵐の息吹のドラゴン


 決して悪くない動きだった遠藤。

 しかし最後の1枚まで完璧に対処しきった、まさしく宮本のためのゲームだった。


遠藤 0-2 宮本